どのような肴か気になるメニューのときには、「見せて?」と言えるのが、常連客の特権です。
今宵、隣で呑んでいた<おとこまえ>さんが、「白味噌ではねえぇ」と断られていました。
大阪発祥の味噌を使った「どて煮(どて焼き)」は、白味噌ではなくて八丁味噌や赤味噌が基本材料です。
現在では「牛すじ肉」を煮込むのが一般的ですが、<織田作之助>の『夫婦善哉』の書かれた昭和15(1040)年頃では、二銭の「豚の皮身」が登場しています。
やはり甘口系の白味噌ではお客さんの注文も少なく、<中川店長>さんから「残ってもね」ということで、ありがたいことに【鶏皮の味噌煮】(250円)のおすそ分けです。
もちろん甘みを抑えるために、七味をたっぷりと振り掛けたのは、言うまでもありません。
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Posted at 2014-11-04 14:40
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Posted at 2014-11-04 14:43
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