ファルコン植物記(1597)白色の花<アベリア>
Jul
23
<アベリア>は、スイカズラ科ツクバネウツギ属に属する植物の総称で、和名では「ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)」です。
19世紀中期にイタリアで作出された交配種で、親種の長所である四季咲き性ともいえる長い開花期間と、半常緑ながら寒さに対して強い特徴を受け継いだ優良園芸品種です。
関東以西では、真夏の酷暑の時期から秋にかけて花を咲かせる在来種が少ないなか、吸い蜜に 「ナミアゲハ」 や 「チャバネセセリ」 など多様な昆虫が訪れにきます。