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- 今年の読書(28)『スイングアウト・ブラザース』石田衣良(光文社文庫)
大学時代から11年、それぞれ職業は違いますが、33歳になった今でも友人として仲の良い、冴えない3人組を主人公とした、奮闘物語です。
ほぼ同時期に失恋した彼らは、大学時代の憧れの先輩<河島美砂子>が経営する高級エステサロン「サロン・ド・アクア」が開設する<男性問題解決コース>の第1期特待生として、女性に対して魅力的な男になるための講座を受けることになります。
<河島>は、女性心理や教養・ファッション・会話等に関する腕利きの講師陣を揃え、それぞれの課題を3人組に課し、<容姿・経済力・性格>は変えられないことを前提として、内面的な変化を生じさせていきます。
男性側としては3人組の行動を反面教師と見立てて、女性に対する意識の変化が生まれ、女性が読めば身の回りの男性への見方が変わりそうな内容で、面白く読み終えれました。
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