ファルコン植物記(1885)<ツバキ>(16)
Apr
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<ツバキ>の花は『日本書記』や『万葉集』にも9首が登場、古来から日本人に愛されてきた花で、花期は冬から春にかけて咲き、早咲きの品種は冬最中に咲き出しますが、季語としては春です。
他家受粉で結実するため、また「ユキツバキ」などと簡単に交配するために、花色・花姿に変異が生じやすく、江戸時代より品種改良が行われ、日本だけでも2000種を超えています。
淡い桃色の「千重咲き」の品種で、「オトメツバキ(乙女椿)」かなと感じたのですが、花弁が尖り気味かなと感じ、同定できませんでした。