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- ファルコン植物記(1916)覆輪の葉【ネクンドカエデ・フラミンゴ】
開花時期としては4月頃で、葉に先立ち花を咲かせますので、残念ながら咲き終わったあとの【ネクンドカエデ・フラミンゴ】です。
カエデ科カエデ属の中高木種、原産地は北アメリカです。
日本には明治初期に渡来、当時は野球のバットを作る「トリネコ」の葉に似ているということで「トリネコバのカエデ(トリネコ葉の楓)」と呼ばれ、また「西洋カエデ」との別名もあります。
雌雄異株で、黄緑色をした花弁のない花を垂らすように咲かせますが、観賞の対象ではありません。
葉は奇数羽状複葉で日本の「カエデ」とは趣が異なり、本種は白い覆輪が美しく、また春先の新葉は淡い白黄色や、まだほんのりと色が残っていますが淡い紅色を呈し、まさに鳥の「フラミンゴ」の色合いが楽しめます。
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