今年の読書(13)『珈琲店タレーランの事件簿5』岡崎琢磨(宝島社文庫)
Mar
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本書では、理想のコーヒーを求めて「珈琲店タレーラン」に辿り着き、常連客となった<アオヤマ>の中学生時代の8歳年上の初恋の女性<眞子>との逸話で始まり、標題の「タレーラン」の意味や理想のコーヒーを求める<アオヤマ>の背景が読者に提示されます。
11年ぶりに再会した8歳年上の<眞子>の過去を中心として、京都らしく『源氏物語』の登場人物を横糸に組み込みながら、<切間美里>の推理が冴える、ラブミステリーが楽しめました。
Posted at 2017-03-05 16:09
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Posted at 2017-03-05 16:56
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