道路の中央分離帯で散歩する 【ムクドリ(椋鳥)】 をみつけました。この時期、雑食性といえども地面にて昆虫などの餌を探すのは難しいと思えます。
日本では、文学の中に【ムクドリ】がしばしば登場しています。椋鳥は冬の季語と定められています。江戸時代、江戸っ子は冬になると集団で出稼ぎに江戸にやってくる奥羽や信濃からの出稼ぎ者を、やかましい田舎者の集団という意味合いで「椋鳥」と呼んで揶揄していました。俳人小林一茶は故郷信濃から江戸に向かう道中にその屈辱を受けて、「椋鳥と人に呼ばるる寒さかな」という俳句を残しています。明治時代には、森鴎外が、日本=世界の中の田舎者という意味で、海外情報を伝える連載コラムに「椋鳥通信」というタイトルをつけています。
宮沢賢治の短編童話『とりをとる柳』に登場する千ほどの集団で一斉に木から飛び立つと描写された鳥が標準和名の【モズ(百舌)】ではなく、本種であったと指摘されています。
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Posted at 2017-02-24 16:19
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Posted at 2017-02-24 16:31
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Posted at 2017-02-25 03:59
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Posted at 2017-02-25 06:11
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Posted at 2017-02-25 17:04
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Posted at 2017-02-25 17:08
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