神戸ご当地(609)「JR神戸駅貴賓室が模様替え」
Jun
22
JR神戸駅 は、大阪-神戸間の開通に合わせて1874(明治7)年に開業。貴賓室は、89(同22)年完成の2代目駅舎で食堂などとともに設けられました。
高架工事に伴う1930年代前半の改装で、構内北側に移転。47~68年に昭和天皇が2回、皇太子時代の今上天皇が1回、立ち寄られた記録が残っています。
1972年の山陽新幹線新大阪-岡山間の開業で新神戸駅が兵庫訪問の玄関口になると、神戸駅の貴賓室は駅長室に用途を変えました。97年に貴賓室を含むスペースに商業施設が開業してからも、「駅の歴史を伝えるもの」として食堂「みかど」の一角にガラス壁で囲って保存されていました。
2006年に出店した飲食店 「がんこJR神戸駅店」 にも引き継がれましたが、店の奥部にあり乗降客の目に留まりにくいため、商業施設の運営会社「神戸SC開発」(神戸市東灘区)が店側と協議。内壁などを残して備品を撤去し、昨年9月から通常営業に使い始めています。
貴賓室を中に入れない状態で保存するよりも、民営化路線では、店舗として利用する方が有効活用できるのは当然だとおもいます。撤去された備品の一部はJR西が保管しているようです。
Posted at 2017-06-22 05:32
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Posted at 2017-06-22 06:03
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