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- 神戸ご当地(610)「神戸シラー 2013 (KOBE Syrah) 」@神戸ワイン
現在、神戸ワインで使用している赤ワイン用のブドウは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロの2品種です。いずれの品種も植栽してから25年が経過し、成熟期を迎えた現在、小粒で非常に凝縮度の高い果実を収穫することができています。
この従来のブドウに加えて、バリエーション豊かなワインを造るために、神戸ワインでは、2010(平成22)年からワイナリー内で試験的に新品種の栽培にも取り組んできました。
欧州系ワイン専用ブドウを中心に、赤ワイン用品種では「シラー」や「タナ」、「ムールヴェードル」、「テンプラニーリョ」など10品種を、白ワイン用品種では6品種を栽培し、神戸の気候や土壌に適応しているかを調べています。
これら新品種の中で、このたびはじめて「シラー種」を醸造することができ、「神戸シラー」として、270本(2700円・税込)の数量限定で、来月7月1日(土曜)に新発売されます。
国税庁は平成30年10月30日に国産ワインの表示基準を改正し、国産ブドウのみを原料として日本国内で製造されたものを「日本ワイン」として区別することを決定しており、「日本ワイン」に限り、地名やブドウの品種名、収穫年などをラベルに表示することが可能となりました。
今回新発売する「神戸シラー」は、神戸産ブドウ100%(使用ブドウ:2013年産 神戸シラー種85%、神戸カベルネ・ソーヴィニヨン種15%)使用、神戸ワイナリーで製造した “日本ワイン”であり、地名やブドウ品種名、収穫年をラベルに表示しています。
「神戸シラー」はブラックベリーやカカオ、ローストしたコーヒーなどの香りがあふれ、味わい深いワインです。
木樽で1年熟成し、瓶に詰めた後、さらに2年以上を蔵でゆっくりと熟成させています。
香り、味わいに深みを持たせた、神戸ワイン初のシラーワインです。
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