宮崎県延岡市のビールメーカー「宮崎ひでじビール」が作った黒ビール「栗黒(くりくろ)」が、英国で開催されたビールの味を競う国際大会「ワールド・ビア・アワード2017」で世界最高賞の一つに輝やきました。国内では2013年以来4年ぶり2種類目の快挙になります。
栗黒は黒くなるまで焦がした大麦を原料にした「スタウト」と呼ばれる濃厚な黒ビールで、副原料に県産の和栗も使っています。コーヒーのように香ばしく、栗の上品な香りとコクがあるのが特徴。アルコール度数はビールとしては高めの9度で、数年にわたって瓶内で熟成すると香りや味わいが高まるといいます。
「ワールド・ビア・アワード」は英国で毎年開催され、今回は世界36か国から1900銘柄が出品されました。製造法や原材料の違いなどによって大きく8部門に分けて審査され、栗黒は「スタウト&ポーター」部門で最高賞の「ワールド・ベスト」に選ばれました。
栗黒は15年2月に米国向けに輸出開始してからこれまでに約2万8000本を出荷されています。高級ビールとして位置づけられており、現地では約9ドル(約1000円)で販売されています。現時点で国内では販売していませんが、早ければ年内にも発売できる見通しのようです。
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Posted at 2017-10-08 02:27
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Posted at 2017-10-08 02:29
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Posted at 2017-10-08 03:26
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Posted at 2017-10-08 04:18
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