「全国初のフルラッピング電車・コカ・コーラ電車」
Oct
17
2017年4月から、しなの鉄道は115系の塗装に「懐かしの車体カラー」を相次いで復活させています。「初代長野色」「湘南色」「横須賀色」と続き、現行の「しなの鉄道色」「長野色」「ろくもん色」とあわせると全6デザインに。しかし、しなの鉄道によると、同社線の前身であるJR信越本線時代に「『コカ・コーラ』レッドカラー」も走っていたことが判明。今回、計画外かつ早期の塗色変更が必要なことから、その費用を確保するためにインターネットサイト「CAMPFIRE」においてクラウドファンディングを実施します。
115系の「『コカ・コーラ』レッドカラー」は1987(昭和62)年、JR発足と同時に登場。当時、全国では初めての「フルラッピング電車」でした。車内にコカ・コーラ社の自動販売機が設置されるなどしましたが、およそ4年で引退。現在、その車両はしなの鉄道に譲渡され、S11編成「イイヅナのラッピング」電車として引き続き使われています。