野球殿堂博物館は28日、来年の野球殿堂入りの候補者を発表し、選手としての貢献を表彰するプレーヤー表彰では、日米通算507本塁打の<松井秀喜>氏や1492試合連続フル出場の世界記録や2539安打(歴代7位)、476本塁打(同10位)などを誇る阪神の<金本知憲>監督、前日本代表監督の<小久保裕紀>氏ら6人が新たに加わっています。
<松井>氏は米大リーグでも、来年の野球殿堂入り候補者33人の中に入っていますし、有資格1年目で選出されれば、2014年に45歳4か月で選出された<野茂英雄>氏(元近鉄、ドジャースほか)を抜き、史上最年少の43歳7か月での殿堂入りとなります。
他には捕手として日米で活躍した<城島健司>氏、西武時代にシーズン55本塁打を放った<アレックス・カブレラ>氏、通算2432安打のヤクルトの<石井琢朗>打撃コーチが入っています。指導者としての実績も加味するエキスパート表彰では、<柴田勲>氏や<松岡弘>氏ら4人が候補に加わった。
プレーヤー表彰は現役引退から5年以上経過した人が対象で、候補でいられるのは15年間。エキスパート表彰はユニホームを脱いで6カ月以上経過した監督やコーチの他、引退から21年以上経過した人が対象となる。
選考は報道関係者や球界関係者による投票で行われ、来年1月15日に発表されます。
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