「RX500」@マツダ
Jan
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「RX500」は、1970(昭和45)年の第17回東京モーターショーで発表されたロータリーエンジンを搭載したコンセプトモデルで、マツダ創立50周年を記念して作られました。とはいえ、実際に走行できるモデルとしてつくられており、量産版の登場が期待された国産スーパースポーツの先駆けでした。ウェッジシェイプをかなり効かせたボディに、ガルウイングドア(正式には「バタフライウィングドア」)を装着したミッドシップの本格派。「RX500」の企画は、1968年から。コスモ・スポーツの後継モデルの試作モデルとして、開発がはじまっています。ガルウイングと言えば、なんといっても「ランボルギーニ・カウンタック」が有名ですが、カウンタックの発表は、1971年。このことからも、「RX500」の先進性がよくわかります。
一台しかなく、幻のスーパーカーともいわれています。約10年前にマツダからミュージアムに寄贈されています。発表当時は黄色の車体モデルの記憶があり、一台だけの製造との印象はありませんでした。
「RX500」はコンセプトカーではありますが、マツダ初のロータリーミッドシップという意欲的な一台でした。本当に一台しか製作されておらず、現在はいわゆるチタンシルバーっぽい銀色をしていますが、その前は東京モーターショーでの黄色で、さらにさかのぼって製造当初はグリーンでした。同じ一台が色を変えて様々なメディアに姿を残している名車として、気になるデザインです。
Posted at 2018-01-08 14:40
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Posted at 2018-01-08 14:45
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