欧州以外の国・地域が参加するフィギュアスケート・四大陸選手権第3日(26日)が行われ、女子は <坂本花織> (17)=シスメックス=が自己ベストの合計214・21点で、ショートプログラム(SP)2位から逆転で初優勝を飾った。前回大会女王の<三原舞依>(18)=シスメックス=は合計210・57点で2位、<宮原知子>(19)=関大=が合計207・32点で3位に入り、日本勢が表彰台を独占しました。
日本勢の優勝は3年連続で、表彰台独占は5年ぶり3度目。2003年に<村主章枝>が金、<荒川静香>が銀、<中野友加里>が銅、2013年には<浅田真央>が金、<鈴木明子>が銀、<村上佳菜子>が銅メダルに輝いています。
平昌五輪代表の<坂本>が、SPに続くほぼ完璧な舞いを披露。基礎点が1・1倍になる演技後半に5つのジャンプを組み込む攻撃的なプログラムで、SPに続いてフリーでも自己ベストを更新する142・87点をたたき出し、、SPでの<宮原>との0.4点差をはね返し、逆転優勝。昨年12月の全日本選手権で<宮原>に次ぐ2位に終わった雪辱を果たしました。
シニア1年目ながら昨年11月のスケートアメリカ、12月の全日本選手権と3戦続けて合計210点以上をマーク。成長著しい17歳のホープが、平昌五輪前哨戦を最高の形で締めくくりました。
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