<1958年発売当時のパッケージ(画像:日清食品) >
日清食品の創業者・故<安藤百福>氏が発明したインスタントラーメンの元祖「チキンラーメン」が25日で発売60年となります。即席麺は進化を続け、国境を越えて年間約1千億食の市場に成長しています。発祥地・大阪で10年ぶりに23日までの2日間「世界ラーメンサミット」が開催され、健康や環境への配慮を軸に各国企業が即席麺の将来を議論しなした。
「地球環境への配慮は、もはやメーカーの義務だ」。大阪市に中国やインドネシアなどの主要メーカー13社が集まって開かれた「世界ラーメンサミット」。23日に表明した大阪宣言で、カップ麺の容器の素材を微生物に分解される環境に優しいものに置き換えていく努力を始めることをうたった。
サミットは世界ラーメン協会(大阪府池田市)が主催し、9回目を迎えた。同協会の推計では、平成29年の即席麺の世界総需要は約1001億食。この出発点が、昭和33年8月25日発売の「チキンラーメン」です。類型販売数は2004年に約50億食ですが、その後の販売数は非公式ですが、即席麺の代表名詞的存在に変わりはありません。
うどん1玉が6円の時代、チキンラーメンは35円で発売されました。即席麺として初めて成功し、他のメーカーも追随した。安藤氏は袋入り麺を紙コップに移して食べる米国人を見てカップ麺を着想、71年に「カップヌードル」を生む。これが世界食への一歩でした。
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Posted at 2018-08-25 02:44
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Posted at 2018-08-25 02:49
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