< 「関西キユーポート」(画像:キユーピー) >
キユーピー(東京)は、伊丹工場(兵庫県伊丹市)のマヨネーズ工場跡地に、業務用の卵加工品を製造する拠点を新設すると発表しています。2020年春の稼働予定で、投資額は約115億円。卵を割る工場や加工品の生産、物流などを一体化することで、効率的な生産体制を構築します。
新たな施設は「関西キユーポート」。5階建てで、延べ床面積は約2万平方メートル。別棟にある割卵工場と、厚焼き卵、ゆで卵、スクランブルエッグなどの加工品の生産工場を集約し、一貫生産体制を敷く。生産能力は2015年と比較して10%増を目指します。
現在、同社やグループ会社の営業部門が入る大阪支店(大阪府吹田市)も移転し、新施設の従業員は計600人となる。グループの物流会社も敷地内にあり、製造・販売・物流一体型の拠点とする。同社では今後、需要拡大が見込まれる卵加工品の生産を合理化し、商品開発のスピードも加速させるとしています。
同社は2016年10月に 神戸工場 (神戸市東灘区)を新設し、伊丹工場からマヨネーズの生産を移管しています。神戸工場では、ドレッシングなど主に家庭用の商品を製造しています。
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Posted at 2018-09-07 21:26
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Posted at 2018-09-08 00:45
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