「クビアカツヤカミキリ」の被害拡大
Sep
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このカミキリムシは成虫が体長2.5~4センチの外来種。成虫は光沢のある黒色で首のように見える胸部が赤いのが特徴。繁殖力が非常に強く、卵の数や産卵回数も在来種の数倍という。幼虫は樹木の内部を食い荒らしながら2、3年でさなぎになる。幼虫が侵入した木からは「フラス」と呼ばれる、ふんと木くずの混合物が出ます。
原産は中国、朝鮮半島、ベトナム北部など。貨物などに紛れて国内に侵入したらしい。2012年に愛知県で初めて見つかり、群馬県内では15年7月に館林市で初めて確認されています。環境省が今年1月に特定外来生物に指定、飼育や販売を禁じています。
県は昨年から被害実態の調査を始め、昨夏は東毛7市町で計682本の樹木が被害を受けたが、今夏は計1510本へ急拡大しました。昨年フラスが確認された太田市では今年、成虫も見つかった。樹木間を飛んで移動し、繁殖しているとみられます。樹木の侵食が進むと伐採せざるを得ないが、多額の費用に加え、桜や梅の木に愛着を持つ住民感情に配慮する必要も生じてくるだけに、厄介なようです。
Posted at 2018-09-09 22:29
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Posted at 2018-09-09 23:19
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