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- 今年の読書(50)『花だより』高田郁(ハルキ文庫)
副題に「みをつくし料理長特別巻」とありますように、第1巻の 『八朔の雪』(2009年5月)にはじまり、10巻目の 『天の梯』(2014年8月)で完結した物語のその後が楽しめ構成になっています。
「つる屋」の店主<種一>のあわただしさから、大坂に戻った<澪>を訪ねようとする、珍道中や、<澪>の幼馴染の<あさひ太夫>の郭での生活の裏話、<澪>と添い遂げられなかった<小野寺数馬>夫婦の現況など、「みをつくし料理長」ファンにとっては、おなじみの登場人物たちが、登場しますので、過去の場面を懐かしく思い出しながら読み進めます。
最後の章では、<澪>の実家があった四ツ橋近くにて、料理屋を再開することになり、めでたし目立たしの中で、読み終えることができました。
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