「バカマツタケ」の完全人工栽培@多木化学
Oct
13
「バカマツタケ」はブナ科の植物と共生して成長するキノコ。生える時期と場所を間違えたとの意味を込め、名付けられたという説があります。流通量は少なく店頭に並ぶことはほとんどないため、マツタケ専門業者も価格相場は把握していないといいます。
「バカマツタケ」の完全人工栽培の研究は、大学でキノコの研究をしていた研究員が約6年前から始めました。植物に共生させる方法は成功例がありましたが、菌床で完全人工栽培に成功したのは初めてで、季節を問わず供給できるメリットがあるといいます。
多木化学はコストダウンや安定供給の方法をさらに研究し、3年後の事業化を目指しています。マツタケ専門の販売業者によると、国産マツタケの価格は時期や産地などで異なりますが、1キロ当たり約4万~5万円。多木化学は「マツタケより安く提供できるようにしたい」とのことです。
Posted at 2018-10-14 15:48
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Posted at 2018-10-14 15:52
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