「ボイジャー2号」太陽圏を離脱@アメリカ航空宇宙局
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2018年10月現在の位置は太陽から約177億キロメートルで、太陽系惑星の最も外側である海王星の軌道(平均公転距離約45億キロ)の、4倍の距離に居ることになります。
「ボイジャー2号」は木星、土星、天王星、海王星の探査任務を完遂しましたが、「宇宙へのメッセージ」も託されています。遠い将来に地球外知的生命体が見つけてくれることを願って、地球の生命や文明の存在を伝える音や当時の<ジミー・カーター>アメリカ大統領のメッセージほか55の言語でのあいさつ、画像が収められた「ゴールデンレコード」と呼ばれるアナログレコード盤を積み込んでいます。
「ボイジャー2号」が太陽圏を離れるとすれば、2012年以降、太陽圏外を飛行しているNASAの無人宇宙探査機「ボイジャー1号」(1977年9月5日打ち上げ)に続き、2例目となります。1号の方が2号よりも後に打ち上げられていますが、これは本来同日に打ち上げる予定でしたが、1号がシステム不良のため16日間延期されたためです。