災害で電気やガスの供給が停止しても、手軽に栄養や水分補給ができる缶入りの非常食が注目を集めています。
JA北大阪(大阪府吹田市)が8月から販売を始めた「農協の飲めるごはん」(1缶250円前後)。地元産のコメなどを用い、5年間の保存が可能。とろみがあり、ほとんど噛まずに飲み込むことができる。すでに全国の個人や自治体などから、数万本の注文が舞い込んでいるといいます。
1缶245グラムで150キロカロリー。材料には地元産のコメ「ヒノヒカリ」と小豆、ハトムギを使用した。味は、子どもが飲みやすいように「ココア風味」、お年寄り向けに「梅・こんぶ風味」、海外への販売も狙って「シナモン風味」の3種類です。コメの粒が残り、ぜんざいのような食感で「腹持ちもよく、1食分に置き換えることができる」とのこと。
水や火を必要とせず、水分と栄養を同時に摂取することができることが最大の特長です。
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