「日清食品グループ」駅伝から撤退
Jan
11
日清食品グループによると、2020年東京オリンピック(五輪)のマラソン代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ」の出場権を持つ<佐藤悠基>(32)と<村沢明伸>(27)を除く部員には社業に専念するか、移籍を奨励しています。
今春に入社が内定してた2選手も、活動の環境が整備できないため、内定を取り消す形となりますが、新たな所属先を見つけられるよう全面的にサポートするといいます。1月7日に「経営判断として」決まったようです。
東京五輪へスポーツの機運が高まっているタイミングで、強豪の思わぬ規模縮小ですが、企業で駅伝の1チームを抱えられない事情もあり、仕方ない部分もあると思います。
日清食品グループは1995年に創部。2004年アテネ五輪では<諏訪利成>が6位に入っています。男子マラソン日本記録保持者の<大迫傑>(27・ナイキ)もプロ転向前に所属していました。全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)は2010、2012年に優勝していますが、近年は低迷し、今年は16位でした。