(仮称)「マンガの聖地としまミュージアム」@東京都豊島区
Jan
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「トキワ荘」は同区南長崎にあった木造二階建てアパートで、<手塚治虫>さん、<寺田ヒロオ>さん、<赤塚不二夫>さん、<藤子不二雄A>さん、<藤子・F・不二雄>さん、日本の女性少女漫画家の草分け的存在の<水野英子>さんら昭和を代表する多くのマンガ家たちが暮らしていました。
1982年、老朽化のため取り壊されましたが、区は2016年、元の場所に近い南長崎花咲公園に当時の姿で復元することを決めました。
総工費は約九9億5千万円。うち1億円を寄付金で賄う計画でしたが想定以上の金額が集まり、目標額を3億円に引き上げています。ふるさと納税による個人寄付は526件で計約1億838万円、法人寄付は147件で計1億6540万円。個人寄付には、同区高田3丁目に本社を置く「ビックカメラ」創業者<新井隆司>から8千万円の大口寄付があったものの、大半は3万円の小口で、東北から沖縄まで幅広い賛同者を得ています。
ミュージアムは「トキワ荘」とほぼ同寸の二階建てで、一階は回遊情報コーナーと企画展示室に。情報コーナーにはトキワ荘に関連する作家の著作約千二百冊を並べ、自由に読めるようにされます。二階はマンガ家の個室や共同トイレ、炊事場を間取りも含めて忠実に再現されます.