水産庁は7日、大型船による「サンマ」漁の通年操業を認めることを決めています。資源管理のために設けた漁獲枠(2018年は約26万トン)の範囲で、水揚げを極力確保できるようにします。
これまで一定期間のみとしていたが不漁が続いているため、柔軟な操業ができるよう規制を緩和します。これを受け一部の漁業者は、サンマが日本沿岸に来遊する前に日本の沖合や太平洋の公海で操業できる見通しです。、
「サンマ」の通年操業が認められるのは、国の許可が必要な10トン以上の大型漁船。7日に開催された水産政策審議会の分科会が通年操業を認めることで一致しました。水産庁はこれを踏まえ、13日にも農林水産省令を改正し、操業期間の制限を削除します。
「サンマ」漁は例年7月ごろから小規模漁業者から始まり、大型船の漁は「サンマ」が日本近海にやってくる8~12月に限定してきました。しかし、近年は不漁が続き、大型船の漁業者が通年操業を認めるよう同庁などへの働き掛けを強めていました。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account