昨日紹介した
「ヒヤシンス」 の上側に置かれていた鉢植えのキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草【アネモネ】です。開き切っていませんが、かなり立派な<蕚片>の大きさです。
一般に春先に花を開くが、その花は「一重咲き」のものから
「八重咲き」 のもの、花色も
桃、
青、
赤、白等。草丈も切花用の高性のものから矮性種まで、野生種のみではなく、現在では様々な園芸品種が栽培されています。
種は長い毛を有し、風によって運ばれます。春のはじまりのおだやかな風が吹き始める頃に花を咲かせることから、英語での別名は「Wind flower(風の花)」といいます。【アネモネ】には花弁はなく、<萼片>が同じ働きをしています。