本日のお茶菓子は、神戸の老舗「フロインドリーブ」の「中ミミパイ」です。その他「小ミミ」・「大ミミ」もあるようですが、食べやすい大きさとしてはこれが一番いいように思えます。
「大ミミパイ」はドイツの伝統的なパイ菓子で縁起がいいとされる豚の耳をモチーフにしたパイです。形はハート型みたいな形をしています。ひとつひとつ形が違っていますが、これは型にはめずに鉄板で焼くためです。原材料も小麦粉、砂糖、バターのみとシンプルで、食べると思ったより厚みのあるパイ生地になっています。
1924(大正13)年、ドイツ出身の創業者<ハインリヒ・フロインドリーブ>(1884~1955)が、神戸・中山手1丁目で開店したベーカリーから始まったのが「フロインドリーブ」です。
1977(昭和52)年10月3日から1978年4月1日まで放送され、神戸の異人館ブームをもたらしたNHKの連続テレビ小説20作目『風見鶏』のドイツ人パン職人「ハインリッヒ・ブルックマイヤー(蟇目良)」は、創業者<ハインリヒ・フロインドリーブ>がモデルとなっています。
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