5月28日、ポルシェジャパンは新型「ポルシェ911」を、日本で正式発表しました。1963年に発表された初代から数えて第8世代にあたります。
販売されるのは4グレードで、価格はカレラSが1666万円、カレラ4Sが1772万円、カレラSカブリオレが1891万円、カレラ4Sが1997万円となっています。
外観は「911」のデザイン言語を踏襲しつつ、曲線や直線をよりシンプルに表現するとともに、先代モデルである「タイプ991」に対してワイド化が図られたのが特徴です。「タイプ911」では一部モデルだけだったワイドボディが全モデルに採用されるとともに、フロントのトレッドが大幅に拡大されています。
「新型911」はただ大きくなっただけではありません。ボディにはアルミの採用部位を拡大して軽量化を実現しています。
エンジンは全グレードが3.0Lの水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載しています。この新エンジンに組み合わされるトランスミッションは、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション(PDK)となります。
内装は1970年代の911をモチーフに、水平基調でよりワイドな印象を強めました。中央には10.9インチの大型モニターを据えたほか、センターのタコメーター以外はすべてデジタル化するなど、先進性も取り入れられています。
全車に標準搭載される世界で初めての新機能「ウェットモード」も、そうした911のオールマイティな資質をより高める装備と言えるでしょう。これは濡れた路面のコンディションを検知し、各種のコントロールシステムを状況に合わせて調整してドライバーに知らせるというものです。
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Posted at 2019-05-29 15:43
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Posted at 2019-05-29 16:14
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