「弥生賞」を「弥生賞ディープインパクト記念」と改称@JRA
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「ディープインパクト」は現役時、デビュー3戦目の「弥生賞」で重賞初制覇。そこから皐月賞、ダービー、そして菊花賞へと無敗を続け、3冠馬へと飛翔したことから、この一戦こそが「ディープインパクト」の冠を付すにふさわしいとされました。急死後、8月3、4日には「ディープインパクト追悼」の副題を付した競走が札幌、新潟、小倉で計6競走行われています。
JRAの重賞では史上初の3冠馬の名を冠した「セントライト記念」、戦後初の3冠馬をレース名にした「シンザン記念」が現在、施行されており、馬名を冠した重賞は「弥生賞ディープインパクト記念」で3例目になります。「セントライト記念」は1947年、「シンザン記念」は1967年に創設されており、馬名を冠したレース名(サラブレッド競走)の誕生は52年ぶり。平成、令和では初めてのことです。
「ディープインパクト」は現役時14戦12勝(G1・7勝)。<武豊>騎手が「走っているというより飛んでいる」と表現した圧倒的な走りで無敗の3冠を成し遂げ、世間にもその名を広く知らしめました。2006年有馬記念を最後に引退して種牡馬入り。「ジェンティルドンナ」、「キズナ」など名馬を多数輩出し、7年連続「リーディングサイヤー」(1シーズンの産駒の獲得賞金の合計額による種牡馬の順位)に輝いています。