「大嘗宮」公開@「大嘗祭」
Nov
13
「大嘗祭」は、新天皇が新穀で作った料理を神々に供え、国家や国民の安寧、五穀豊穣を祈る儀式で、天皇一代一度の重要行事とされています。
「大嘗祭」の舞台となる「大嘗宮」は、天皇陛下が主要儀式を行われる悠紀(ゆき)殿と主基(すき)殿など大小30余りの建物で構成され、10月末に建物部分が完成しています。
主要三殿と参列者の入り口となる鳥居「神門」は「黒木造り」という皮付きの丸太を使った伝統的な建築様式が用いられています。悠紀殿と主基殿の屋根にはX字形の千木ちぎが備え付けられています。主要三殿の屋根は、経費削減のため平成の時のかやぶきから板ぶきに変更されています。
「大嘗宮」は儀式後の21日から12月8日まで一般参観が行われた後、取り壊されます。建物内部は非公開で、宮内庁は「儀式は秘事に当たるため、内容が推測できるような建物構造などをお見せすることは控えたい」と説明しています。
5月10日に行われた「大嘗宮」建設工事の一般競争入札には清水や大林組など4社が参加。建設工事は大手ゼネコン「清水建設」が9億5700万円で受注し、7月下旬に着工、10月末までに本体工事を終えています。
予定価格は15億4220万円(同)で、予定価格に対する落札額の割合を示す落札率は62%でした。
Posted at 2019-11-13 16:06
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Posted at 2019-11-13 23:33
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