『淵に立つ』 (2016年)で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門・審査員賞を受賞した<深田晃司>監督(39)が、同作でもタッグを組んだ<筒井真理子>(59)を再び主演に迎え、不条理な現実に巻き込まれたひとりの善良な女性の絶望と希望を描いたサスペンス映画が『よこがお』です。
周囲からの信頼も厚い訪問看護師の「市子」は、1年ほど前から看護に通っている大石家の長女「基子」に、介護福祉士になるための勉強を見てやっていました。ニートだった「基子」は気の許せる唯一無二の存在として「市子」を密かに慕っていましたが、「基子」から「市子」への思いは憧れ以上の感情へと変化していきます。
ある日、「基子」の妹「サキ」が失踪します。1週間後に「サキ」は無事に保護されますが、誘拐犯として逮捕されたのは意外な人物でした。この誘拐事件への関与を疑われたことを契機に「市子」の日常は一変。これまで築きあげてきた生活が崩壊した「市子」は、理不尽な状況へと追い込まれていきます。主人公「市子」役を<筒井。が演じるほか、<市川実日子>、<池松壮亮>、<吹越満>らが脇を固めます。
『よこがお』は、東京・下高井戸シネマ、角川シネマ有楽町、テアトル新宿などで7月26日から公開されます。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account