新たに名付けられた恒星「カムイ」(右上)と惑星「ちゅら」の想像図(画像:国立天文台提供)
太陽系外の惑星の名前を一般公募で決める国際天文学連合(IAU)のキャンペーンで、日本からの提案が認められています。惑星は「ちゅら」、その惑星が回る太陽にあたる恒星は「カムイ」と命名され、IAUが17日発表しています。今後、世界共通の天体名として用いられます。
対象となったのは、約100の系外惑星。惑星系の中心にある恒星もセットで名前が募集されました。日本に割り当てられたのは、地球から410光年先のかんむり座の方向にある恒星「HD145457」と、その周りを回る木星とほぼ同じ大きさの巨大ガス惑星。2010年にハワイのすばる望遠鏡などで発見されています。
「ちゅら」は沖縄で「美しい」を、「カムイ」はアイヌ民族の言葉で「神」を意味する。国内審査で、日本の文化の多様性を表す命名として約700件の応募の中から選ばれています。自然への尊敬や畏怖(いふ)の思いが込められているという。2015年にも系外惑星の名前を公募で決めるキャンペーンがあり、日本が提案した「アマテル」などが命名されています。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account
Posted at 2019-12-17 23:26
People Who Wowed This Post
Posted at 2019-12-17 23:48
People Who Wowed This Post