『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』@<テリー・ギリアム>監督
Jan
8
自らを「ドン・キホーテ」と信じる老人と若手映画監督の奇妙な旅路を描きます。仕事への情熱を失っていた若手CM監督の「トビー」はスペインの田舎での撮影中、謎めいた男からDVDを渡されます。それは「トビー」が10年前の学生時代に監督し、賞にも輝いた『ドン・キホーテを殺した男』でした。
映画の舞台となった村が近くにあることを知った「トビー」は、現地を訪れますが、「ドン・キホーテ」を演じた靴職人の老人「ハビエル」が自分を本物の騎士だと信じ込むなど、村の人々は「トビー」の映画のせいですっかり変わり果てていました。
「トビー」を「ドン・キホーテ」の忠実な従者「サンチョ」だと思い込んだ「ハビエル」は、「トビー」を無理やり連れ出し、冒険の旅へ出ます。自らを「ドン・キホーテ」と思い込む老人「ハビエル」を 『2人のローマ教皇』 (2019年・監督:フェルナンド・メイレレス)の<ジョナサン・プライス>(72)、「トビー」役を『スター・ウォーズ』シリーズの「カイロ・レン」役で知られる<アダム・ドライバー>(36)が演じています。