『そして父になる』・『誰も知らない』などで国際的にも高い評価を受ける<是枝裕和>監督が、第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞やマンガ大賞2013を受賞した<吉田秋生>の人気コミック『海街diary』(『月刊フラワーズ』小学館・2006年8月号~)を実写映画化した『海街diary』が、2015年6月13日から全国で公開されます。
湘南を舞台に、異母妹を迎えて4人となった姉妹の共同生活を通し、家族の絆を描きます。鎌倉に暮らす長女「幸」、次女「佳乃」、三女「千佳」の香田家3姉妹のもとに、15年前に家を出ていった父の訃報が届きます。葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は、そこで異母妹となる14歳の少女「浅野すず」と対面。父が亡くなり身寄りのいなくなってしまった「すず」ですが、葬儀の場でも毅然と立ち振る舞い、そんな彼女の姿を見た「幸」は、「すず」に鎌倉で一緒に暮らそうと提案します。その申し出を受けた「すず」は、香田家の四女として、鎌倉で新たな生活を始めます。
主人公の姉妹を演じるのは、「幸」<綾瀬はるか>、「佳乃」<長澤まさみ>、「千佳」<夏帆>、「すず」<広瀬すず>。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、第39回日本アカデミー賞では最優秀作品賞や最優秀監督賞など4部門を受賞した作品です。
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