世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)が21日、スイス東部ダボスで開幕しました。環境活動家<グレタ・トゥンベリ>さん(17)がパネル討論に出席し、「気候変動をめぐる客観的な情報を取り上げてこなかった」とメディアや政治家を痛烈に批判しています。
政財界の大物が主役となりがちな(ダボス会議)で、共に登壇した世界の10代の環境活動家らと存在感を示しました。
体調不良で前日の記者会見を中止した<グレタ>さんは疲れた様子ながら、司会を務めた米タイム誌編集長の「ヘイトにどう対処するべきか」との質問に「もっと人々が知るべきことがある」と切り返し、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)報告書などの情報を読み上げました。
その上で「(こうした情報を)繰り返し訴えてきたが、メディアも権力者も一度もその意味を取り上げてこなかった」と批判。「それでも私は訴え続ける」と語っています。
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Posted at 2020-01-21 14:54
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Posted at 2020-01-21 15:10
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