<谷川浩司九段>B級1組からB級2組へ降格
Jan
23
過去に永世名人(資格保持者を含む)がB級2組で対局したことはありませんが、<谷川>は終局後「4月までによほどのことがない限り、B級2組で指すつもりでいます。気持ちを入れ替えてまたやりたい」と語っています。
<谷川>は1976年に四段となり、<加藤一二三九段>(引退)に次いで史上2人目の中学生棋士としてデビュー。1983年に行われた<加藤名人>(当時)との名人戦七番勝負を4勝2敗で制し、史上最年少の21歳2カ月で名人の座に就きました。この記録は現在も破られていません。
「光速の寄せ」と呼ばれる終盤の強さが持ち味で、名人5期を含めて通算タイトル獲得数は<羽生善治>、<大山康晴>、<中原誠>に次ぐ歴代4位の27期。また通算勝利数は1331勝(863敗)、A級在籍は32期でいずれも歴代3位の記録となっています。