清水寺本堂@檜皮葺き屋根葺き替え工事完了
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本堂の修復は2013年に始まりましたが、屋根を葺く檜皮は2017年2月の工事開始前から国内各地で探し始め、通常より20センチほど長い檜皮約170万枚を10年かけて確保しています。
「照り起り」は屋根が緩やかな弧を描く構造で、寺院の屋根では珍しく、本堂から張り出した部分の屋根は反り返っており、異なる形の屋根が組み合わさる複雑な構造も、建物をより魅力的に見せています。
来年度は舞台板の張り替えが行なわれます。全ての工事が完了するのは2021年3月の予定です。