17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、週明けの 16日の終値2997.10ドル安の2万0188.52ドルから取引取引開始後の10時、節目の2万ドルを一時割り込み1万9964。07ドルになっています。
2万ドルを下回るのは2017年2月以来、約3年1カ月ぶり。新型コロナウイルス感染症の世界的流行が長引く恐れから、世界的な株安の連鎖が続いています。
世界各国の政府や中央銀行が景気下振れ回避策を表明しましたが、市場の動揺は収まっていないようです。株価は3万ドルの最高値更新が目前だった2月12日から1カ月余りで約1万ドルが吹き飛んだことになっています.
終値は前日比1048・86ドル高の2万1237・38ドル他でした。米連邦準備制度理事会(FRB)が打ち出した企業の資金繰り支援や、米政権が明らかにした大型の経済対策などを好感したようです。
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