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- ファルコン昆虫記(860)【コガタツバメエダシャク】
「蛾」とは思えぬ白色の翅をもち 、白地に2対の灰褐色線があり、後翅に小さな赤小紋を持つチョウモク(麟翅目)シャクガ科エダシャク亜科の【コガタツバメエダシャク】です。後翅の斜め線は後角付近に入るように曲がる特徴がみられます。
幼虫はヤナギ科、カバノキ科、ブナ科、クスノキ科、アワブキ科、マタタビ科、ツバキ科、ツツジ科、エゴノキ科、スイカズラ科、カエデ科の葉を食べます。成虫は花の蜜を食べます。
同属の【ウスキツバメエダシャク】や【ツバメエダシャク】などに似ていますが一回り小さく、大きさは、開張 30~40mm 前翅長 20mm程度。北海道,本州,四国,九州に分布、出現月(羽化する月)は、5~10月平地~山地にかけてみかけます。
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