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『そこにいた男』@<片山慎三>監督

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『そこにいた男』@<片山慎三>...
『岬の兄妹』 (2019年)を手掛けた<片山慎三>監督(39)の新作短編映画『そこにいた男』の劇場公開が決定しています。10月31日から主演<清瀬やえこ>(30)の出身地である長野県長野市の長野松竹相生座/長野ロキシーで先行上映を行い、11月13日よりアップリンク渋谷、アップリンク京都ほか全国で順次公開されます。

<ポン・ジュノ>監督のもとで『TOKYO!』(2008年) ・ 第30回青龍賞最優秀作品賞の『母なる証明』(2009年)等で助監督を務めた<片山慎三>監督は、『岬の兄妹』で長編映画デビュー。多方面から高評価を集め、低予算の自主映画としては異例のロングランを記録しました。『そこにいた男』は、『岬の兄妹』のスタッフが再結集して製作された作品です。

深夜、とあるマンション内のエレベーターホールで血だらけの女「紗希」が座り込んでいます。煙草を吸いながら、スマホで誰かに電話している「紗希」ですが、その横には、意識朦朧とした血まみれの男「翔」が倒れていました。その光景にカメラを向ける住人、慌ただしく無線を飛ばす警官たち。取調室に連れていかれた「紗希」は、柔和で悲しげな表情を浮かべながら、「翔」との関係を話し出します。

2人の出会いは、2年前にさかのぼります。映画制作のスタッフで下働きをしていた「紗希」は、撮影現場で俳優の「翔」に出会いました。連絡先を交換し、ほどなくして、体の関係を持つようになり、「紗希」は「翔」を愛し、借金を重ね、番組の制作費を盗んでまで、彼に身も心も捧げていました。だが、そんな「翔」には〈もう一人の女〉の影がちらつくのでした。事件に至るまでの全貌が明らかになった時、女たちの狂った〈純愛のカタチ〉が発覚します。

共演には、<安井秀和>、<中村映里子>、<水口早香>、<松浦祐也>らが名を連ねています。
#ブログ #映画

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