2006年の第31回セザール賞で最優秀作品賞、監督賞を含む8部門を受賞した『真夜中のピアニスト』(2005年)の<ジャック・オーディアール>が現代の刑務所を舞台に描き、第62回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品『預言者』が、2012年1月21日より全国で公開されます。
刑務所で6年の刑に服す19歳のアラブ青年「マリク」は、所内を仕切るコルシカ人のマフィア・グループに奴隷のように扱われていました。そんな環境の中、「マリク」は徐々に読み書きを覚え、刑務所での独自のサバイバル方法を身につけていきます。
主演は、本作で本格的に俳優デビューを飾り、セザール賞初となる主演男優賞と新人賞のダブル受賞という栄誉をつかんだ新星<タハール・ラヒム>が演じています。
日本ではフランス映画際2010にて初上映されている作品です。
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