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- 伝統料理「クスクス」無形文化遺産登録@(ユネスコ)
北アフリカのマグレブ地方のベルベル人の伝統料理「クスクス」が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されています。
アルジェリア、モロッコ、チュニジア、モーリタニアが共同で申請していたもので、4か国は「クスクスはあらゆる社会・文化イベントで食されており、普通であると同時に特別だ」と訴えていました。
さらに「家庭で頻繁に登場するため普通で、食事を共にする共同体の集まりでは場をまとめ雰囲気を和らげる役割を果たしているため特別だ」としています。
申請内容にある「クスクスの生産と消費にまつわる知識、技術、慣習」という表現は、マグレブ地方の国々が、いかにクスクスを誇りにしているかを如実に表しています。
クスクスは肉や魚、スパイスの利いたシチュー、ガルバンソ(ひよこ豆)、野菜などのさまざまな料理と一緒に食べられる主食。アジア料理にとっての米や麺のような役割を果たしており、食卓に欠かせない一品となっています。
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