<グーグルロゴ>(219)「バレンタインデー2021」
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2月14日は、ローマでは「女神ユノ(Juno)の祝日」だったそうです。ローマ神話では、女性の結婚生活を守護する女神で、主に結婚、出産を司ると言われています。
3世紀頃のローマは「軍人皇帝時代」と呼ばれている時代で、隣国との戦争が絶えませんでした。
時の皇帝「クラウディウス2世」(在位 268年〜270年)は愛する人を故郷に残して兵士が戦争に行くと、士気が落ちるという理由から、兵士の結婚を禁止します。
ところが、司祭「聖ウァレンティヌス(ヴァレンタイン)」は密かに兵士を結婚させていましたので、このことで捕らえれ、「女神ユノ(Juno)の祝日」、「2月14日」に処刑されました。処刑には、女神への生け贄にするという意味もあったようです。
このことから、2月14日は「聖ウァレンティヌス(ヴァレンタイン)の日」となったと言われ、一般的には上記のような形で知られていますが、異説や異論もあるようで、正式なものは無いようです。
現在でも「女神ユノ(Juno)の祝日」ということから、恋人たちの愛の誓いの日とされ、世界各地で、様々な形で祝われています。ちなみに、「女神ユノ(Juno)」は、ギリシャ神話における「女神ヘラ」のことです。
日本では女性が男性にチョコレートを贈るという風習がありますが、これは第二次世界大戦後に製菓メーカー 「モロゾフ」 (本社:神戸市)がチョコレートの販売促進のために行ったイベントが1970年代頃に定着していったものと見られています。