英製薬大手「アストラゼネカ」が開発した新型コロナウイルスのワクチン接種後、血栓ができて死亡する例が報告されたことを受け、使用を一時停止する動きが欧州で広がっています。12日までにイタリアやデンマークは11日、予防的な措置として2週間接種を見合わせると発表しました。ノルウェーやアイスランドもこれを受けて接種を見合わせるとしています。
欧州連合(EU)の「欧州医薬品庁(EMA)」によりますと、10日までに30件の血栓塞栓症の発症例が報告されています。ただ、(EMA)は、発症率は通常に比べて高くないとし、現時点で接種と発症の因果関係を否定しています。フランスやスペインは使用を続けます。
問題のワクチンは(EU)内で100万回分流通しており、同社は日本でも2月5日に承認を申請しています。
イタリアでは接種後の血栓による死亡が疑われる例がこれまでに4件報告されています。うち3件は同じ製造ロットのワクチンでした。
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