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- <山下和美>第25回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」@『ランド』
朝日新聞社主催の『第25回手塚治虫文化賞』の各賞が28日、発表され、年間のベスト作品にあたる「マンガ大賞」を、大学教授である実の父をモデルにした『天才柳沢教授の生活』(週刊漫画誌『モーニング』連載中)で第27回(平成15年度)講談社漫画賞一般部門受賞の<山下和美>(61)の『ランド』(講談社)が受賞しています。
受賞作『ランド』は、2014年3月に連載が開始され、昨年9月18日に完結。村人を縛るしきたり、あの世と呼ばれる山の向こう、四方に鎮座する神々の姿。悲劇を背負う「アン」と名付けられた少女の物語が描かれています。
そのほか、斬新な表現や画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる「新生賞」に原作<山田鐘人>氏、作画<アベツカサ>氏の『葬送のフリーレン』(小学館)。短編や4コマなどを対象とした「短編賞」に『消えたママ友』(KADOKAWA)と、『妻が口をきいてくれません』(集英社)の<野原広子>氏。
マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる「特別賞」には、幅広いファンを獲得し社会現象を巻き起こした作品の力を賞して、<吾峠呼世晴>氏の『鬼滅の刃』(『週刊少年ジャンプ』・集英社)が受賞しています。
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