欧州医薬品庁(EMA)によりますと、欧州経済地域(EEA=欧州連合(EU)加盟27カ国のほか、アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタインが含まれている)で英「アストラゼネカ」の新型コロナウイルスワクチンを接種した成人で、血小板の減少を伴うまれな血栓が生じる事例が計316件となっています。
(EMA)の安全性監視責任者が28日の会見で明らかにしています。この数字には、EMAによる4月の発表以降に新たに報告された174件が含まれています。
(EMA)は、4月の発表以降、(EEA)でさらに1900万人が「アストラゼネカ」製ワクチンの初回接種を受けたとした上で、血小板減少を伴う血栓症の発生頻度は変わっておらず、依然として極めてまれだと報告しています。また、発症後の死亡率は低下していると述べています。
死亡率の低下については、ワクチンを接種する人や投与する人、患者を治療する人の意識が高まり、早期の診断・治療につながっている可能性があるとの見方を示しています。
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Posted at 2021-05-31 01:41
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Posted at 2021-05-31 01:49
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