<木村一基九段>挑戦権を獲得@第69期王座戦挑戦者決定戦
Jul
19
<木村一基九段>は呼び名の「千駄ヶ谷の受け師」らしい将棋で勝利を飾っています。序中盤で劣勢の展開を強いられた<佐藤康光九段>が迫力十分の寄せで後手陣に重圧を掛けましたが、<木村一基九段>は勝ち切りました。
<木村一基九段>は1997年、トップ棋士としては晩学と言える23歳で四段(棋士)昇段。その後、6度のタイトル挑戦が実りませんでしたが、2019年の王位戦で<豊島将之王位>(当時)を4勝3敗の激闘の末に破り、46歳3か月の史上最年長で初タイトルを獲得しています。
昨年の初防衛戦で<藤井聡太棋聖>(当時)に0勝4敗で敗れて失冠しましたが、その後も各棋戦で活躍。今回、再びタイトルに挑むことになりました。
一方の<佐藤康光九段>は、現職の日本将棋連盟会長として1986年の名人戦で挑戦者となった故<大山康晴十五世名人>以来35年ぶりのタイトル挑戦を目指したが、届きませんでした。
Posted at 2021-07-23 18:44
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