総務省は10日、携帯電話会社がスマートフォンなどの端末を他社の回線で使えないようにする「SIM(シム)ロック」について、10月から原則として禁止すると発表しています。 利用者が携帯電話会社を乗り換えやすくする狙いがあります。 電気通信事業者に求める業務運営の指針を10日付で改正しました。10月より前に消費者に販売した端末については、2年後の2023年10月以降は契約者の希望に応じて無料で解除するよう求めました。 これまでは、端末を一括払いやクレジットカードの分割払いで購入した場合、申し出があれば購入時に解除するよう義務付けていました。