ダウ平均株価(10月6日)@終値3万4416ドル99セント
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野党の共和党上院が連邦政府の債務上限を一時的に停止することを提案したと伝わり、投資家心理が改善しました。米原油先物相場の上昇が一服したのも株買いを支えています。
ダウ平均は下落して始まり、午前中には下げ幅が一時450ドルを超える場面があり、最安値3万3854ドル69セントまで下げています。午後1時台に急速に下げ渋り、その後上昇に転じています。
共和党の上院トップである<マコネル>院内総務が、債務不履行(デフォルト)を回避するため債務上限を一時的に停止し、12月までの支出をカバーできる範囲内で債務拡大を認めることを提案したと午後に伝わりました。
原油相場の下落も買いを後押しになりました。米原油先物は6日未明に1バレル79ドル78セントまで上昇しましたが、日中は短期的な利益確定売りに押されていますが、週間の在庫統計で米国の原油在庫の増加が明らかになると(約2%)下落して76ドル台まで下げ、株式市場でも過度なインフレ懸念が和らいでいます。