米電気自動車(EV)大手テスラの<イーロン・マスク>最高経営責任者(CEO)が8~10日の3日間で、自ら保有する同社株式計約450万株を約50億ドル(約5700億円)で売却したことが明らかになっています。
米議会では与党民主党が超富裕層への課税強化を検討する中、株の含み益に課税する案が検討されている最中、税負担が軽いうちに納税資金を確保する狙いがあるようです。
米証券取引委員会(SEC)が10日に公開した2つの提出書類によりますと、<イーロン・マスク>氏は8日、報酬の一部として受け取った220万株のストックオプションを行使し、約11億ドル(約1250億円)相当のテスラ株を売却しています。
<イーロン・マスク>氏は1株あたり1170ドルで、テスラ株を売却しています。この価格は、1年前の株価を約180%上回る水準ですが、4日につけた史上最高値を(約6%)下回っており、現在、約1億7170万株のテスラ株を保有しており、今回売却した株式は全体の1%未満でした。
<イーロン・マスク>氏はツイッター上で、保有するテスラ株の10%(200億ドル超に相当)を売却することの賛否を問う投票を実施。7日に賛成多数の結果が出ていました。ただ、米メディアによりますと、マスク氏は8日の売却を投票前から計画。一方、9、10両日の売却がいつ決まったかは不明だといいます。
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