23日の外国為替市場で、トルコ通貨(リラ)が売り込まれ、対ドル相場は一時、前日比約8%安の1ドル=12リラ台と、最安値を更新しました。
<エルドアン>大統領が、インフレが高進する中で利下げの正当性を改めて主張。中央銀行が担う金融政策への介入警戒感が強まりました。米長期金利の上昇も(リラ)売りの加速につながっています。
<エルドアン>大統領は22日の演説で「高金利で通貨安が進む悪循環ではなく、投資や生産、雇用に着目した経済政策が必要だ」と強調。中銀による追加利下げが適切との考えを示しています。
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